教育ローンの必要性

教育ローンの必要性は、親として子供に教育を与える義務がある以上、敢えて問うまでもないことなのですが、

究極的に奨学金で対応しない選択を選ぶことの理由とリンクしていることに、気づいておられる方は少ないようです。

教育ローンはもちろん返済を子へ引き継がせる可能性が残りますし、奨学金と比較すれば利子負担が大きいので、

利用できる条件がそろっているのであれば奨学金を利用する方が良い、とだれでも考えます。

しかし教育ローンは保護者の自発的な考えで申し込むもので、子の意思とは無関係であり、

親がローンの支払いを全て請け負うのが当然である、という社会的な理解が前提としてある一方、

奨学金は子が返済することが前提になっているよう社会的認識です。

奨学金で大学へ進学した、というと家庭がローンを承認されないような状況、つまり親が無職であることを疑われてしまい、

その学生の優秀さや向学心よりも、家庭が不安定であることを疑われてしまいます。

教育ローンの必要性は、奨学金を利用する理由が、子への評価を下げることだからです。

一昔前は奨学金ででも大学へ行く場合、その大学が素晴らしい一流の学校であることが多く、

学生の立派さに脚光が浴びせられ、家庭環境に問題があるのでは、と疑われるようなことはあまりなかったのですが、

社会の風潮が変わりましたので、それに伴って、教育ローンを利用できる家庭で育成されてきたと、大っぴらにできることが寧ろ、

学生の評価が上がるようになりました。子の社会的評価の為に教育ローンの必要性を見出すのです。